20230528

The season was changing. Even a small change in the weather made Mrs. Cope thankful, but when the seasons changed she seemed almost frightened at her good fortune in escaping whatever it was that pursued her.
(Flannery O’Connor “A Circle in the Fire”)



 昼前起床。今日も最高気温は35度。朝昼兼用の食事として炒面を第五食堂で打包。例によってまったく味がしない。昨日よりももっとひどくなっているかもしれない。食後のコーヒー(無味無臭)を飲みながら、きのうづけの記事を書く。
 16時をまわったところでケッタにのって后街の快递へ。后街の入り口ではアーチ型の門がもうけられていた。原材料は紙か発泡スチロールかわからんがそういうふわふわしたもので、私立幼稚園の文化祭の入り口にその日だけ仮設されるような代物で、なにかイベントでもあるんだろうかとふしぎに思ったが、門に印字にされている文字を見るかぎりそういうふうでもなさそう、むしろ520の文字が見えたのでなんでいまさらと首をひねったくらいであったが、これを書いているいまふと思った、むしろ今日は門の撤去工事中だったのかもしれない、5月20日からおよそ一週間にわたっておこなわれていたなにかしらのイベントのようなものが今日終わったということでは? いやしかしそれだったら、学生らがモーメンツになにかしら投稿しているか?
 快递に到着。コーヒー豆を回収する必要があるのだが、快递にブツが届いてからすでに一週間近く経過、回収手続きのできないまま長らく放置していたため、淘宝のデータ上ではすでに荷物は回収済みということになってしまっている。倉庫の外にあるデスクについてパソコンをカタカタやっている女性スタッフに声をかけてスマホの画面をみせると、こちらにじぶんのスマホを差し出す。そこに荷物番号を打ち込めみたいなことをいうのでそのとおりにする。手続きはそれでよし。倉庫にあるブツを持っていけというので、倉庫のどこにあるのかとたずねると、そうしたやりとりの最中こちらが外国人であることに気づいたのかもしれない、わざわざ倉庫の奥に入っていってこちらの代わりにブツを持ってきてくれた。伝票に名前を書くようにいわれる。「(…)」と書き記すと、なんじゃこりゃ! みたいなびっくりした顔になる。英語じゃないのか? というので、これが自分の名前だと中国語で告げる。
 とにかくブツは無事回収できた。帰路は(…)で食パンを三袋購入。寮にいったんもどってケッタだけ停めておいてから、第五食堂に徒歩で出向いて打包。どうせ味も香りもわからんのだからと唐辛子を焼いてひたしたようなおかずをわざと選んでみた。辛味というのは性格には味覚ではなく痛覚であるみたいな、嘘か本当かよくわからん話をずっと以前どこかで見聞きした記憶があるのだが、実際食ってみると、味も香りもまったくわからんのにぴりぴりとする辛さだけはたしかに(大幅にデバフがかかっていたとは思うが)感じられた。そして無理してそんなもん食ったせいで、のちほど腹痛に苛まれてトイレに駆け込んだ。
 食後は仮眠。それから先日書いた卒業生への手紙をモーメンツに投稿し、きのうづけの記事を完成させたところで、シャワーを浴びる。あがってストレッチ。(…)さんにもらったのど飴をなめながら、きのうづけの記事を投稿し、ウェブ各所を巡回し、2022年5月28日づけの記事の読み返し。2013年5月28日づけの記事も読み返し、「×××たちが塩の柱になるとき」に再掲する。

 今日づけの記事をここまで書くと22時半だった。明後日の授業をどうしようかなと考える。前回の授業をコロナで休講にしたため、予定がけっこう狂ってしまった。あれこれ考えながら資料作成。途中、トースト二枚の夜食をとり、歯磨きしながらジャンプ+の更新をチェック。その後、授業準備を再開するも、0時半になったところで中断し、ベッドに移動。Bliss and Other Stories(Katherine Mansfield)の続きを読み進めて就寝。