午前4時半。（…）の寝返りで目が覚めたのでそのまま起きて書き物をした。労働。忙しかった。元従業員という男性が職場にやって来てデリヘルを呼んだ。（…）さんの性感マッサージ体験に大爆笑した。帰宅すると（…）が夕食の支度をして待っていてくれた。仏教とジャイナ教の関係について少しレクチャーした。西洋人の夢見るブッディズムと現実の仏教はまったく別物である、アジアを夢見るのではなく直視せねばならないというようなこともいった。（…）は納得したようだった。食後（…）にさそわれて散歩にでかけた。小一時間ほど近所をうろきまわった。寺に侵入した。コンビニで水を買った。素敵な夜だった。シャワーを浴びてもどってくると（…）が熱をもってフリーズしたPCをそのまま放置していたので若干頭にきた。いまシャットダウンしたよというとどちらにせよわたしはもう眠いからちょうどよかったわと抜かしたのでそうじゃないだろと思った。机にむかうこちらに許可なく部屋の電気を消したのでまた頭にきた。ひとつひとつの行為に悪意はなく、ただただずさんで、そしてとびきり自己中なだけなのだ。
