2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

20230630

朝方に一度暑さで目が覚めた。去年(…)さんに教えていただいてからというもの、夏場の必須アイテムとなっているアイスノンであるが、とうとうこいつでも太刀打ちできないほどの暑気がやってきたのだ。といっても日中の最高気温はまだ35度程度であるし(今日…

20230629

10時ごろに自然と目が覚めた。暑さのせいだったと思う。ぼちぼち生活リズムをたてなおす必要があるのでそのまま活動開始するつもりだったのだが、だるくてたまらず結局二度寝してしまい、次に目が覚めると正午をまわっていた。クソが。トーストとコーヒーの…

20230628

12時半起床。トースト二枚とコーヒーの食事。きのうづけの記事の続きを書いて投稿し、ウェブ各所を巡回し、2022年6月28日づけの記事の読み返し。以下、ひとつめの引用は2021年6月28日づけの記事、ふたつめの引用は2022年6月28日づけの記事より。 読み返しは2…

20230627

正午起床。トースト二枚とコーヒーの食事をとりながらきのうづけの記事の続きを書く。投稿し、ウェブ各所を巡回し、2022年6月27日づけの記事を読み返す。「実弾(仮)」第三稿に着手した日らしい。2013年6月27日づけの記事も読み返し、「×××たちが塩の柱にな…

20230626

11時半起床。トーストとコーヒーの食事をとりながら日語基礎写作(二)期末テストの採点作業続き。途中、三年生の(…)さんから微信。卒論で翻訳する日本語の本を貸してほしいという。17時ごろに寮に行っていいかというので了承。 採点を片付け、成績表に成…

20230625

11時ごろ起床。二年生の(…)くんから微信。作文のテストは300字以上でもいいですかという。規定通り400字以上書いてあれば、内容がどうであれ必ず合格にはすると事前に何度も告げてあったわけだが、いまさらなにを言っているのか。テストは午前中に終わった…

20230624

11時過ぎ起床。二年生のグループチャットで学生らが口をそろえて「また来年」と投稿しているので、「難しかった?」と四級試験の難易度をたずねると、「とても」「全部」「very」「全然分からないです」という反応。例年よりも難しい問題だったのかもしれな…

20230623

11時過ぎに夢にうながされるようにして目が覚めたがその夢の内容はまったくおぼえとらん。粽子四つ食し、コーヒー飲みながらきのうづけの記事の続きを書いて投稿。ウェブ各所を巡回し、2022年6月23日づけの記事を読み返す。2013年6月23日づけの記事(22日の…

20230622

もうすぐ葬式のある坪内祐三さんもそうだし、生悦住さんを含め、昔のよくわからない人たちのよくわからない趣味嗜好が忘れられつつあるように、最近特に思う。わかりやすい趣味の人ばかりで、そういう人の意見がありがたがられる。あんまり好ましい風潮では…

20230621

(…)本書でいう「階層文化」とは、「階級・ジェンダー・地域などの作用が混じり合うなかで具体的に人々の生活のなかに生起する価値観や行動様式」として定義できるだろう。この定義は、橋本健二による階級-階層概念の整理を参考にしている(橋本健二「格差…

20230620

・たとえば、「男優1」のせりふのあとにまた「男優1」のせりふが続くといったようなことが何度も出てくるけれど、誤植ではない。会話時において、一方の人物が一区切りつくところまで話したあと、その次に話すのが必ず他方の人物かと言えば、必ずしもそう…

20230619

男優3(…)ずっと二人でしかいない場合、名前なくても話す相手ひとりしかいないから名前要らないんだよねって、ミノべくんがこれは言ってたことなんですけど、 (岡田利規「三月の5日間」) 朝方にいっぺん目が覚めた。二度寝にてこずった。次に目が覚めると…

20230618

坊さんの名はたしか香厳(きょうげん)とか云いました。俗にいう一を問えば十を答え、十を問えば百を答えるといった風の、聡明霊利に生れついた人なのだそうです。ところがその聡明霊利が悟道の邪魔になって、いつまで経っても道に入れなかったと兄さんは語…

20230617

私は天下にありとあらゆる芸術品、高山大河、もしくは美人、何でも構わないから、兄さんの心を悉皆(しっかい)奪い尽して、少しの研究的態度も萌し得ないほどなものを、兄さんに与えたいのです。そうして約一年ばかり、寸時の間断なく、その全勢力の支配を…

20230616

「二郎、だから道徳に加勢するものは一時の勝利者には違ないが、永久の敗北者だ。自然に従うものは、一時の敗北者だけれども永久の勝利者だ……」 (夏目漱石「行人」) 11時半起床。三年生の(…)くんがモーメンツで教員の発言を批判している。どの先生の授業…

20230615

自分より詩的な兄はかつて透き通る秋の空を眺めてああ生き甲斐のある天だと云って嬉しそうに真蒼な頭の上を眺めた事があった。 (夏目漱石「行人」) 11時半起床。食堂まで出向くのがクソめんどいのでトーストで食事をすませる。きのうづけの記事の続きを書…

20230614

「ああおれはどうしても信じられない。どうしても信じられない。ただ考えて、考えて、考えるだけだ。二郎、どうかおれを信じられるようにしてくれ」 (夏目漱石「行人」) 10時半起床。第五食堂でメシ打包。狂戦士の食事後、コーヒーを飲みながらきのうづけ…

20230613

自分は彼がもと書生であった頃、ある正月の宵どこかで振舞酒(ふるまいざけ)を浴びて帰って来て、父の前へ長さ三寸ばかりの赤い蟹の足を置きながら平伏して、謹んで北海の珍味を献上しますと云ったら、父は「何だそんな朱塗りの文鎮見たいなもの。要らない…

20230612

自分はその日快よく三沢に別れて宿へ帰った。しかし帰り路に、その快よく別れる前の不愉快さも考えた。自分は彼に病院を出ろと勧めた、彼は自分にいつまで大阪にいるのだと尋ねた。上部(うわべ)にあらわれた言葉のやりとりはただこれだけに過ぎなかった。…

20230611

このことは、原父神話からも考えることができるだろう。原父が存在していた時代には、例外的な存在である原父が「すべての女性」を所有することによって女性の集合を囲い込んでいたため、女性における「すべて」を考えることが可能であった。しかし、原父を…

20230610

古澤が論文で主張したのは、「罪悪感の二種」という変更した題目からも分かる通り、罪悪感にはいわゆる罪を起こしたことに対する罪悪感だけではなく、それを許されたことによって生じるもう一つの罪悪感、すなわち懺悔心があるということであった。 (『精神…

20230609

性的な虐待体験に対しての否認と抑圧は、本人からはもちろん周囲や社会からも非常に強いために、たとえば近親者によってなされた虐待を見て見ぬふりをされることも少なくない。また、虐待の背景にはその前、三世代に渡って同様の虐待パターンを見ることがで…

20230608

ベンジャミン、ゴルドナーそしてハリスと同じくニューヨークを本拠地にする分析家に、ミュリエル・ディーメンがいる。彼女は「第三のステップ——フロイト、フェミニズム、そしてポストモダニズム」(Dimen 1995)という論文を発表しているが、そこで彼女は、…

20230607

ゴルドナーはこうした二元論的なジェンダー・カテゴリーを、同じくニューヨークの精神分析家エイドリアン・ハリス(Harris 1991)と同様、「ネセサリー・フィクション(necessary fiction)」と表現する。これは「必要とされる、避けがたいフィクション」を…

20230606

人間には、男根一元論的認識と両性性的認識がともに存在しているのではないか。シャスゲ-スミルゲルは少年ハンスのケースを通して、こうした可能性を示した。認識の際のこうした二種類のモードは、「ファリック・ロジック(男根期的論理)」と「ジェニタル・…

20230605

実はケアワークの経験には、「する」か「させられる」かの大きな違いがある。同じことがらでも、受動的にさせられる「搾取」か、能動的にする「贈り物」かで、その人にとってのその経験の質は、正反対といってよいほど異なってくるのだ。それは本人の尊厳を…

20230604

その二つの声とは、「正義の倫理(ethics of justice)」と「ケアの倫理(ethics of care)」である。正義の倫理においては、〈それぞれ他人からは切り離された自律的な個人どうしが競合し合う世界で、お互いの権利の優先順位が、抽象的原理によって定められ…

20230603

“Well,” Mr. Shortley said, “if I was going to travel again, it would be to either China or Africa. You go to either of them two places and you can tell right away what the difference is between you and them. You go to these other places an…

20230602

The truth was that he was not very real to her yet. He was a kind of miracle that she had seen happen and that she talked about but that she still didn’t believe. (Flannery O’Connor “The Displaced Person”) 10時半起床。今日も今日とて終日…

20230601

She had never given much thought to the devil for she felt that religion was essentially for those people who didn’t have the brains to avoid evil without it. (Flannery O’Connor “The Displaced Person”) オラッ! 6月だぜ! 10時半起床。(……