20130829

近江八幡に行った。休暇村にむかうバスがなかったので水郷を船でめぐった。長い距離を歩いて駅までもどった。駅で(…)に理不尽な怒りをまきちらされたのでカチンときた。帰宅して飯を食ったあと、ひさびさに強烈な口論となった。とちゅうでむこうが折れたが、拒んだ。明日は別行動にしようといった。シャワーを浴びてからパソコンをかばんにつめこんで薬物市場にむかった。どこへいくのというので外に書きにいくんだよと応じるとわたしはあなたにここにいてほしいというのでそれじゃあいったいおれはいつ書いたらいいんだ日中はおまえとずっと一緒に外を出歩いて土日は仕事で睡眠時間を削って深夜に書こうとしたらうるさくて眠れないと不平をいわれてそれじゃあおれの書くための時間と書くための場所はどこにあるんだとまきちらした。おれはもう限界だ、もうたえられない。そう告げて部屋を出た。だが実際は書く時間うんぬんよりも(…)のセルフィッシュなふるまいに耐えかねている、というか勘にさわる態度や言葉の数々にずいぶん立腹しているといったほうがいいのかもしれない。口論が白熱すると途中でいきなりきわめて冷静にすとんと血の気が落下する一瞬というのがあって、この一線をこえるとすごく残酷になれる。とてもゆっくりとした英語で相手の論旨すべてをひとつひとつバキバキに折っていくことができる。去年の夏にもいちどこういう夜があった。すると相手はもはやなにもいえなくなる。反論の余地がなくなったのでハグでごまかそうとする、そのふるまいがまた頭にくる程度にはこちらも怒り心頭だったので、おれはおまえの謝罪をいっさい信用することができないと応じて、拒んだ。限界だ。思い込みと意志の力を混同した馬鹿のわがままにつきあうのはうんざりだ。書きものをはじめてまもなく(…)が薬物市場にやってきたので3時半までだべった。