20240106

 ここで注意したいのは、安倍内閣は、右手で原理主義を推し進めながら、左手ではそれとは真っ向から対立するはずのマクドナルド化を推進していることである。
 一方では、原理主義的に「美しい国」を謳い、憲法改正を企図して国の統合を図りながら、他方では、小泉以来の規制緩和と地方の解体をさらに推し進めている。この点で、原理主義的な「美しい国」スローガンは、むしろ規制緩和と社会の解体を推し進めていく移行対象になっているのである。
樫村愛子ネオリベラリズム精神分析――なぜ伝統や文化が求められるのか』より「第三章 なぜ恒常性が必要なのか」 p.159)


  • 10時前起床。第五食堂の炒面を打包。食後、眠気を感じたので30分ほど寝た。ちょっとはやく起きすぎたのだ。
  • 阳台に移動。13時から16時前まで「実弾(仮)」第五稿執筆。シーン15、無事片付いた。
  • 老校区にある菜鸟快递で化粧水を回収。帰路、第五食堂に立ち寄ったところ、二階がすでに冬休みに入っていることが判明。しかたなく一階にある店で打包することに。広州料理っぽい烤鸭の店があったので、これって以前第三食堂の二階にあった店じゃないかと思いつつ試しに打包。帰宅して食ってみたが、かなりうまかった。
  • 一年生1班の(…)さんから微信。先生が以前第五食堂の炒面がおいしいと言っていた理由がわかった、今日はじめて食べてみたのだが唐辛子が全然入っていなかった、と。もう日本に帰りましたかというので、来週末に帰国しますと返事。一年生はいつまでテストがあるのですかとたずねると、8日(月)に政治思想のテストがあるという。それが最後らしい。冬休みは大好きなアニメを観たり漫画を読んだりしてゆっくり過ごしなさいというと、『鬼滅の刃』の映画が2月に公開されるのが楽しみだとの返事。煉獄さんのやつが中国でも公開されるということなのかなと思ってググってみたが、そうではなかった、アニメの新シリーズが今年はじまるのだがその第一話が1時間スペシャルであり、かつ、テレビ放送をするまえに世界各地の映画館で先行上映するというかたちになっているのだった(とはいえ中国の映画館での上映はないようだ)。(…)さんは音柱がいちばん好きらしい。いろいろな画像をこちらに送ってよこしたが、そのなかに音柱が三人の妻といっしょにいるものがあったので、がんばって四人目の妻になれよと茶化した。
  • 食後はまた30分ほど仮眠。シャワーを浴び、ストレッチをし、きのうづけの記事の続きを書いて投稿。ウェブ各所を巡回し、一年前と十年前の記事を読み返す。作業中は『Computer House of Mode』(SPANK HAPPY)と『普通の恋』(SPANK HAPPY)を流した。十年前の記事に弟が「もう七年も実家でニートをしている」という事実に対する言及があって、弟が(…)のところでちょこちょこ仕事を手伝うようになったのはコロナ以降、たしかこちらが中国に再入国したあとだったと思うのだが、そう考えると結局15年ほどニートをしていたことになるのか。だいぶ休んだな!
  • ほか、「車内で母から実家の近所で心中事件があったという話を聞いた。小学校低学年の息子を父親が部屋に連れ込み内側から鍵をかけてめった刺しにしたあと自殺したのだという。母と生まれたばかりの赤子だけが失意と動揺のうちにとりのこされた。この町にもういられないだろうと母はいった。」という記述もあったが、このできごとは完全に失念していた。
  • 作業中、(…)二年生の(…)さんから微信。先輩が飼っているという生後六ヶ月の猫の写真が届く。たった一学期だけの付き合いだったというのに、(…)さんはちょこちょこ連絡をくれる。
  • teaching planの作成。日語会話(一)と日語会話(三)の分を一気にかたづける。残りは明日でよろしい。作業中は『The Story of Moondog』(Moondog)と『我用什么把你留住』(福禄寿)を流した。
  • 23時になったところで作業を中断して懸垂。ベッドに移動後は『海の向こうで戦争が始まる』(村上龍)の続き。