20130606

(…)われわれが問いを立て疑いを発するには, ある種の命題が疑いを免れ, いわば問いや疑いを動かす蝶番の役割をしていなければならない.
 すなわち, 確実なものとは, 探究の中において事実上疑いの対象とされないもののことにほかならない, それが科学的探究の論理なのである.
 とはいえそれは, すべてを探究することはわれわれの能力を越えているから, たんに過程するだけで満足すべきだ, とうことではない. 扉を開け閉めしたいのならば, 蝶番は固定されていなければならない.
ウィトゲンシュタイン野矢茂樹・訳「確実性の問題」)



13時起床。就寝したのは7時をまわっていたのでまあぎりぎり許してやる。洗濯。毛布を干す。干し終えたら片付ける。冬に別れを告げるのだ。
14時半より発音練習&音読&調べもの。音読がいちばん退屈だ。これたぶん使用しているテキストの例文のせいなんだろうけれど。早いところ片付けてしまって次の一冊にとりくみたい。それにしても部屋が暑いと嫌になってくる。6月上旬でこれなのだから8月とか本当に考えるだけでげんなりする。日中の自室滞在がこらえきれなくなるのも時間の問題だ。避暑地を確保しないと。
18時より整骨院。買い出し。帰宅後さらに音読。次いで筋トレ。夕食。入浴。もろもろ終えて0時過ぎ。昼過ぎに起きると一日があっとうい間に暮れていく気がする。深夜になると外に出たくなるというか部屋にいたくなくなるというか要するに夜行性な性質がうずうずしだすところがあるらしく、テキスト数冊をもってひとまず薬物市場へ。その前に(…)に立ち寄ってパンの耳を大量にいただいたのだけれど、店に置いてあった雑誌に京都の深夜カフェうんぬんみたいな見出しがあったので気になってパラパラとめくってみたところ同志社の寒梅館が掲載されていて23時まで営業とあり、徒歩圏内にきちんといい場所あるじゃん!と思ったけれどもここ一ヶ月ほどの時間割をふりかえって考えてみるに23時閉店じゃ全然早すぎることに気づいたしそれに電源も使用不可だった。で、やっぱりこうなると深夜でも利用可能な作業場を確保するのではなしにじぶんの生活リズムを改変したほうが話が早い気がして、たとえば8時に起床して2時に寝るとか、それくらいのほうがいいかもしれない、と、ここまで書いたところで、たとえそのような生活リズムを構築することに成功したところで、じぶんが外に出るのは夕食をとり仮眠をとり入浴したのちであることを考慮すると結局20時とか21時でも余裕で営業中ですみたいな店が必要なわけで、それって結局深夜カフェじゃないかということになって沈没。南無。
薬物市場に行ったのはいいもののどうにも集中できないというか仮眠をとっていなかったためにかすかに眠気のさすようなところがあって、明後日はバイトで早起きしなければならないことを考えるとこのタイミングでさっさと眠ってしまったほうがいいんでないか、そしてついでに早起き生活を試してみるのもアリなんではないかと思い立ち、コーヒーだけ買ってはやばやと帰宅することにしてそれで帰宅するなりここまでブログを書きすすめたのだけれど、13時起床。と冒頭に書きつけたその瞬間から脚がかゆくてかゆくてしかたない。部屋に着くなりチノパンを部屋着用のハーフパンツに脱ぎ変えたのだけれど室内にまぎれこんでいた蚊による怒濤の襲撃か、着替えてからデスクに腰かけてPCを起動させてテキストウインドウを開くまでのわずか十分たらずの間に左足が二カ所と右足が四カ所の計六カ所が虫に食われてパンパンに腫れており、なんか蕁麻疹みたいな腫れかたをしているしかゆみもやたらと強くてウナコーワとか全然きかないくらいだからこれ蚊じゃなくてなにかもっと強烈な、たとえば川辺にいるあのブヨみたいな連中なんじゃないかと思うのだけれどとにかくかゆくてかゆくて頭がまともに働かないくらいひどい。昔から異様に蚊に喰われやすくてひとと一緒にいてもなぜかじぶんばかりが蚊に喰われるという悪夢みたいな経験をこれまで幾度となくしているのだけれど、それに加えて掃除機のない部屋には必然的にたまりやすくなるほこりと食べカスのせいでダニもじゃんじゃんわくという話で、夏場のじぶんの生足というのはだいたい毎年わけのわからんかさぶたや斑点で赤く彩られているのがならいであるのだけれどいま現在もすでにそうで、これ傷の治りがなぜか異様に遅いというじぶんの身体的なアレもあるのだろうけれど右足も左足も膝下がすでに傷だらけでいつのまにこしらえたのかまるで覚えのない引っ掻き傷でいっぱいだからこれたぶんねむっている間にぼりぼりやっているのだろう。押し入れから畳にぶっさすタイプのダニスプレーを取り出していまさっき適当にシューシューやった。明日の昼間にでもいちど畳の上をコロコロして雑巾掛けしようと思う。
早めに就寝するつもりで1時にはテキスト片手に布団にもぐりこんで2時には照明を落としたのだけれど結局なかなか寝付くことができずぼんやりと記憶が劣化しはじめているDuoをペラペラめくるなどしてようやく眠りに落ちるころにはたぶん5時をまわっていた。