20130712

10時起床。暑すぎる。朝、目覚めるたびに汗だくである。朝シャワーを浴びることができないと知ったらやっぱり(…)さんはがっかりするだろうなと思う。なんとか確保してやりたいとは思うのだが、なかなかきびしい見通しではある。せいぜいのところ濡れタオルで身体を拭くといったところが現実的なアレになるかもしれない。朝シャワーできないという点にかぎっていえば、京都での生活はチェンマイでのそれよりも劣ることになるだろう。
11時過ぎだったかに(…)にひょっとして寝てるんじゃないかとメールを送ろうとしたところ携帯が圏外で、これこの間にもしかしたら何かしら(…)からアクションがあったかもしれないなぁと思いながらも「起きとる?」とメールを送信すると返信があって、「寝ながらメールは無理やろ」という内容で、メールボックスをのぞいてみると寝ながらうんぬんメールのわずか五分ほど前に「起きてる?」という内容のメールが届いていて、この一通はまさしくこちらの懸念どおり圏外の障壁に弾かれてつまっていたわけだが、おたがいがおたがいに計ったかのごとくほぼ同刻にほぼ同内容のメールを送信していたという事実はしかしいずれにせよなかなかおもしろく、レジでの合計金額が777円だったときくらい幸先がよろしい。
12時をやや過ぎたころに(…)がやってきたのでビッグスクーターのケツに乗っけてもらうかたちで当初の予定どおり四条に出かけたのだけれど本当にもうアホかというくらいの猛暑で、ここ一週間ほど最高気温が35度を切った日がないのだけれどそれにしても京都の夏とはかくも地獄めいたものであったか。こんな暑気をいったいどのようにして誤摩化し、振り払い、きり抜ければいいものか、さっぱり見当もつかないというのが実際のところで、この日射しとこの熱気とこの湿気のなかを歩いて神社仏閣めぐりしなければならないということを考えるだけで気が滅入ってしまう。
と、ここまで書いたところで夜だし腹が減ってきたし明日は出勤だし歩き疲れているしあとなにより面倒くさくなってきたので経過を端折ると、服屋めぐってカツ食って夕方に帰宅してビブレいって整骨院いってもういちど今度は自転車でひとりで四条にいって買いそびれたものを買いなおして帰宅して風呂に入って洗濯した。先日試着室に置き忘れていた柄シャツをゲットし、タンクトップとパナマ帽を新たに購入した。あとは去年タイとカンボジアで着潰してしまった麻の白シャツの代用品あたりをどこかで適当に買えばこの夏はもうどうにでもなる。
飯食って酩酊して沈没。ダイイングメッセージ残して南無。



足りなくなった嘘を補充して
もしかしたらあなたへの愛で固めた
生真面目さの毛先になびいてひるがえる
あれはたしか記憶だった
そう呼ばれることでかろうじてそう足りえる
憧憬
串焼きにされたセンセーションが一面をかざり
必然を煎じて飲めば浄土の扉がひらく
ことだまの脛を蹴りとばして
向こう岸まで
飛んでいけ


夏の終りを幻視したあなたしかいなかったあなたしかいないぼくがいない夏の終りを幻視したぼくがいないあなたしかいなかったそれじゃあこれはだれのまなざしだれの死に顔だれのダイイングメッセージあなたしかいなかった夏の終りを幻視した幻視したのはひょっとするとあなたかもしれなかったぼくのいない夏の終りで幻視するあなたしかいなかったあなたしか


もったいぶった手管できみの背中をなぜる 翼の骨格 転がしたダイスの目で占った あと何年 あと何年 あなただけがいたぼくがいなかったぼくの目線でないこの映像はだれのもの


おおむかし、この世には狼しかいなかった。すべて生きとし生けるものは狼の子々孫々である 讃えよ 崇めよ 奉れ 言葉は元来牙である。


いまやだれに会いたいのかさえわからない


ハグしたい
熊と


バンド名候補
・下痢ラ豪雨
→そもそもバンドなどしないのでは?