20130714

6時半起床。前夜にセットした目覚ましで起床したのだから起床したその瞬間が6時半であることは疑いないはずなのだが、なにげなく手にとった枕元の携帯のディスプレイを目にしたところ、数字の6が8に見えたのでまた寝坊したのかとあせってマジかよと声に出して飛び上がって、したら6時半で、安心してへなへなっと布団の上にふたたび坐りこんだところで軽い吐き気に見舞われた。起立性障害と診断される程度のアレであるのかどうかはわからないが、寝転がっていたり坐っていたりする状態から急にたちあがるとこれがけっこうな頻度で目の前がくらくらっとなるところがあってひどい場合は視界がきかず白くにごって膝から崩れ落ちることもあるのだけれど、よくよく考えてみると最近はそれも少なくなりつつあるというか夏だからか、血のめぐりがよくなっているのか、あるいはジョギングのおかげなのか、いずれにせよ図書館やレンタルビデオ屋なんかで棚の最下段にならんでいるものをチェックするためにその場にうんこ坐りをして、それからとなりの棚の最上段に目をうつすためにぐいっとたちあがる、あのたびにくらくらっとこられるのがすごく厄介なので、どうにかしたい。
8時より12時間の奴隷労働。昼過ぎだったか、でかいバックパックを抱えた西洋人男性がひとりでやって来たので、出ると、プリントアウトした地図を提示されて、このホステルに行きたいのだけれどと道をたずねられたのだけれど、ぜんぜん聞いたことのない名前であったしそもそも職場近辺のことはほとんど知らないし、で、ちょっと同僚に聞いてくるといって紙片片手に控え室にもどって(…)さんや(…)さんにこんな名前のホテルって近所にありますかと問うてみてもいいや聞いたこともない、それ本当にホテルなのという反応で、それであらためてこれって本当にホテルなのかとたずねなおしてみると、ホステル、とあって、次いで、ゲストハウスとあり、あーゲストハウスかと思って、それだったらちょっと覚えがあるぞと思ったので(…)さんにこれたぶん地図まちがえてますけどどこどこのあたりに何かそれっぽいのありましたよねと言うと、そんじゃあおれ案内するわとあって、それだからくだんの西洋人にむけてあのひとが案内してくれるからついていけばいいといって送り出した。hostelってどうもこの意味合いっぽい(http://ejje.weblio.jp/content/youth+hostel)。ひさしぶりに英語でしゃべった気がするけれどもいちおう毎日勉強してはいるし簡単なやりとりだったらそれほど言葉につまることもないかなと感じた。今日は特に問題なかったけれどやはりリスニングがとにかく不安で、しかもこのリスニングの危うさというやつはボキャブラリーの少なさと見事に絡み合って二重苦をなしているので厄介である。聞き取れず、かつ意図を伝えれず。それが両者間のストレスとなってまたピリピリした空気のピンポンラリーをくりかえすはめになる、そんな事態だけはどうしても避けたい今夏である。
祇園祭効果というよりはおそらくごく単純な連休効果のせいで今日はとてもいそがしかった。職場で簡単な夕食をすませて帰宅し、入浴しながらシャワーを自由に使えないという事態はやっぱり湿気に慣れていない西洋人、それも女の子だったらなおさらきついだろうなーと考えて、なんとか近場で確保できないものだろうかと頭を悩ませた。毎日銭湯に通う金のない貧乏学生や旅行者やらをターゲットにしたコインシャワールームというのがあればけっこう儲かるんでないだろうかとすこし思った。風呂からあがってパソコンで調べものをするつもりがとんでもない眠気の不意打ちをくらって、このところ仕事のある日はたびたびこの太刀打ちできぬほど強力な眠気の強襲を受けるのだけれど、それでもう無理だとなったので翌朝4時半にめざましをセットして床にもぐりこんだ。まだ23時にもなっていなかった