20130716

マキザマジックが死んだ。
10時起床。(…)さんと再会する夢を観た気がするが、定かでない。朝方いちど暑気に耐えかねて目覚め、汗だくになりながらお茶をがぶ飲みしてクーラーのスイッチを入れた記憶があるのだけれど、そのまま眠ってしまったらしくて、29度設定のドライなのだけれど、またもやつけっぱなしにしてしまい、電気代がこわい。喉が乾燥してしまったせいなのか微妙に咳も出て、この時期に体調だけは崩したくないマジで。
コーヒーを飲み、洗濯し、コーヒーを飲み、コーヒーを飲み、パンの耳を食べ、それからまたコーヒーを飲み、そうしてきのう付けのブログを長々と書き記したら13時半になっていた。きのう起床したときから左腿が痛がゆくて、かゆみの質や皮膚に残った赤い斑点の痕跡や熱をともなう腫れからして明らかにダニの仕業なのだけれど、寝ている間にかきむしってしまったものか、今朝は昨日よりも広範囲にわたって熱を帯びて腫れまくっていて、(…)さんが来るまえにいちど部屋を掃除しなければならないし、布団も念のため天日干ししておいたほうがいい。ダニに喰われてしまったせいで腿がかゆくてしかたないと昨日ぼやいていたら、イエダニだけはどうしようもない、どれだけ部屋をきれいにしたところで湧いてくるときは湧いてくるものなのだと、ああ見えてじつに几帳面できれい好きな(…)さんからいわれたのだった。
(…)さんにメール送信して15時半。シャワールームの懸念についていちおう伝えておいた。the last resortとして銭湯という選択肢もあるから風呂に入れないということはないと言ったものの、よくよく考えてみればそもそもの(…)さん自身が公衆浴場文化を嫌がる可能性もなきにしもあらずなわけだ。好奇心の塊みたいな異文化志向の人間であるから大丈夫だろうとは踏んでいるけれども。
(…)さんにここが見つかったかもしれない、あるいは今後見つかるかもしれないというアレから、気休めにしかならないだろうけれども過去記事をすべて.xmlとかいう形式でダウンロードし、emacsとかいうのを立ち上げてもろもろの操作方法をネットで調べながらひとまず(…)とLithuaniaのカタカナ表記をすべて英字に置換し、それを再インポートすることで検索避けを試みてみたのだけれど、どういうわけかインポートが反映されず、はてなのほうにメールを送信して19時。整骨院に行き、生鮮館で買い物をすませ、ジョギングし、帰宅。ジョギングに出るまえにメールを送ったものの返信のない(…)に電話をかけると案の定眠っていて、(…)さんが来るまえにもういちどくらい飯に行こうと誘われていたのだけれど今日くらいしか都合のあう日がなさそうであったからこちらから連絡をとったわけなのだけれど、とりあえずシャワー浴びてるから勝手に来て勝手に部屋に入っておいてと伝え、それでシャワーを浴び、部屋にもどり、すると(…)がいて、バイト先の同僚と揉めに揉めている一件がますます泥沼化しており、LINEでのやりとりを見せてもらったのだけれどもはや不毛というほかないというか、(…)本人も言っていたけれど両者ともによほど頭にきていたのか、やりとりが本当に小学生か中学生のような売り言葉に買い言葉なアレで落としどころがひとつもなく、なにがどうしてこんなふうにこじれてしまうのかというレベルのアレのように思われるのだけれど、いずれにせよこんな状態でよくいっしょに働いているものだと思う。えげつない。あと、30歳をまわった女性が「ゎ」「ょ」とかいった小文字を語尾に多用してるのを見ると、いろいろきっついなーと思ってしまう。というかアホっぽい女性って全般的にどうしても苦手だ。げんなりする。
夕飯はひさびさにくら寿司でとった。それから例のごとく逃現郷にいってだらだらと深夜までだべり、パンの耳をお土産にもらって帰路にある薬物市場にたちより甘いものと飲み物を買い、アパートまでの規定のコースをたどりながら途中にあるややひろめのコインパーキングの前にさしかかればこれもまた例のごとく「ここでなら練習できそうだけれど」と『シェンムー』の芭月涼の物まねなどしたりして帰宅。ブログを見てみると、(…)とLIthuania英字置換後の記事が置換前の記事の上にだぶって更新されているというとんでもない事態に遭遇し、こりゃちょっともうどうにもならんわといろいろと試行錯誤したのだけれど、結局、あーもうめんどうくさい!記事ぜんぶ消去じゃー!となって全削除した。そうして全削除したその跡地にふたたび置換後のデータをインポートしてみたところ、事前の下調べではコメントやら画像データやらはその方法では復活しないというアレだったのに見事に復活、すべてうまく運んだので、いよっしゃ!となった。あとはカタカナ表記のキャッシュが消えて検索にかからなくなるまでの我慢である。もっとも、昨日付けの記事でも書いたようにすでに(…)さんがここの存在をしっているという可能性もおおいにあるわけだけれど。それだったらそれでべつにかまわない。こちらとしてはただ(…)さんとまたどつきあいになるという最悪の事態を避けたいだけである。
こちらが土日祝のみの勤務となったそのあおりをまともに受けて平均して週五日働いている(…)さんであるけれども、最近目にあまるミスが増えてきているらしく職場の評判もガタ落ちで、ひょっとしてそのミスは意図的なものであってつまるところわたしには週五日も働くことなんてできません、以前のように二勤二休制に戻してくださいという暗黙のメッセージなんではないかと(…)さんは勘ぐっており、それが事実だとしたらそりゃあ50をまわった正社員のとる手口じゃ全然ないだろうと(…)さんは怒っていたけれども、しかしそのような波乱の元凶がじぶんであることもやはり疑いないのであって、(…)と話していたときにふと思い立ったのだけれど、次の出勤日にでも(…)さん相手にいちど(…)さんの本音はどうなっているのかやはりここらあたりでもう一度きちんと問いなおしてみるのもアリなんではないかと提案してみようと思った。そしてその結果(…)さんがやはり二勤二休のほうがいいというのであれば、こちらとしてはいさぎよく身を引くというか、といってもいまさら二勤二休なんてできるわけがないのでそこはあたらしい人員募集の広告を打ってもらって、それでこちらとしてはフェードアウトみたいな、そういうアレでももういいかなとか思った。(…)さんに恨まれるのも気持ちのよい話ではないし、いまの条件を手放すのははっきりいってクソもったいないというかこんな案件二度とありつけやしないぞとも思うわけだけれど、それをいえばそもそも以前の職場が潰れたときも、その前の職場が潰れたときもやはり同様のもったいなさを感じたわけであるけれども結局なんのかんのいってその後おいしい職場にありつくことができているのであるし、だったら今後もたぶんどうにかなるだろうというアレがあって、求めつづけさえすればそれ相応にうまく事は運んでしまうものなのだという経験則がこの馬鹿げた楽観を生み出している。
(…)は結局朝の4時過ぎまで部屋に滞在していた。バイト先のもめ事のせいで不眠症がふたたびきざしはじめているようであるし仕事に行きたくない行きたくないとガラにもなく口にし続けているしで、もうそんなんだったらバイト辞めてしまえばいいんじゃないのというと、なんか敗北感がある、逃げるみたいで嫌だというので、世の中逃げたもん勝ちやでというと、もういっそのこと予定より早くフィリピンに行ってしまおうかなと言っていた。そんなあれこれをだらだら話しながら部屋の片付けと簡単な掃除をしていたのだけれど、部屋の片隅に籾殻みたいなものが大量に落ちており、なんでこんなもんがあるんだとおもって目を近づけてみると籾殻でなくて昆虫のさなぎの殻で、すさまじい量で、なんか最近やたらと部屋に小蠅的なサムシングが湧いていると思ったけれどこんなところに本拠地が!と驚くほどのアレで、出しそびれていたゴミ袋と腐った畳のコラボレーションで繁栄していた一族であると思うのだけれど、むろん問答無用で殲滅した。空き地をはさんだとなりのアパートにエロ部屋があるといつか書いたけれど、この部屋はむしろグロ部屋である。
(…)さん来日まで一週間を切ったいま、気持ちがそわそわして英語の勉強とかちょっとできそうにない。タイにわたる一週間前とかもたしかそんな感じで、無駄にアメリカで借りた漫画を読んで時間を潰していた記憶がある。そわそわする。これを書いている今もちょっと緊張している。