20130824

20(火)
鞍馬寺。行きと帰りに大きな口論。メディテーションセンターからの連絡なし。十日間の自由時間が失われる大打撃。夜、(…)とそろって三人で帰省。


21(水)
父親を案内役に三人で山登り。姪っ子と初顔合わせ。とうとう叔父になった。父親の地元の海で小一時間泳ぐ。口論。和解。文化差のもたらす誤解について。


22(木)
(…)と(…)を誘ってキャンプ。乗り気でないふたりの態度を見抜いて(…)がまた荒れる。半泣きになる。バーベキュー。(…)がうなぎを目撃した。こちらは鮭を目撃した。月明かりのもとで二度目のバーベキュー&キャンプファイヤー。適当な理由をつけて先に帰る(…)と(…)を見送り、購入したてのテントで一泊。


23(金)
めざめると川辺。こちらのいびきに不満たらたらの(…)。全裸で泳ぐ。母なる大地と父なる天に上から下から凝視されながら事に及ぶ。弟に迎えにきてもらい帰宅。お手製のやきそばを食したのち長い昼寝。シャワーを浴びて急行をのりつなぎ帰宅。電車の中で日本文化と西洋文化についての実に発展的かつ生産的な、今後もまた生じるであろうあまたの誤解をしかしたやすくひもとく契機になるであろう対話が展開される。


24(土)
労働。(…)さんと(…)さん口論騒動の処理。50代のおっさんと30代のあんちゃんのケンカの仲裁に20代のじぶんが入る馬鹿馬鹿しさ。そして(…)さんの実にたくみな、ほとんどパーフェクトといってよい説教。ある種のカリスマ性すら感じさせる。帰宅後シャワー。のち(…)の作ってくれていたカレーを食す。鍋もコンロも吹きこぼれまくってものすごいことになっているが、つっこめばえらいことになるので無視。たばこが吸いたくてしかたないとひさしぶりに口にしたので驚く。気晴らしに散歩が必要だというので食後まもない面倒臭さをこらえて小一時間ほど近所を歩く。インドで多発するレイプについてほとんど激昂するようにして語る(…)の傍らを言葉少なく歩く。近所にあった名も知れぬ寺とも神社ともつかぬ境内にしのびこみ、しばらく腰かけて蚊に喰われまくった挙げ句、帰宅。眠れないから夜あまり書き物をしないでほしいという懇願。おれの時間はどこにある?