20131002

夢。だれかしら親密な人物にテロリストの疑いがかかる(おそらくは(…)だったんでないか)。駅のホームめいたところにじぶんと匿名的な友人ふたり(そのうちひとりは(…)だったように思い返される)がいる。匿名的な友人のうちのひとりが「テロリズム」という標識の出ている方角にむけて歩いていく。声をかけて呼び止めようとするのだが、歩みはいっこうに止まらない。どうやら彼は(…)がテロリストであると信じこんでいるらしいと思い、ショックを受ける。もう一方の友人はそちらとは別の方角にもうけられた地下におりる階段に足をかけはじめている。後を追えば、こちらには「テロリスト」と記された標識の掲げられているのがみえる。友人を追い抜き、標識の先で待ち受けていた電車かバスかモノレールか、いずれにせよ公共交通機関にすべりこみで飛び乗る。すし詰めの搭乗口をどうにかすりぬけ、得体のしれない女性のひとり腰かけている座席に相席する。鞄を忘れたことに気づいてあわてるが、搭乗口をすりぬけた際に肩からはずれて他の座席の背もたれにひっかかっていたらしいことを発見し、座席の主にむけてすみませんと声をかける。
9時半起床。(…)さんの出ていった部屋に大工が出入りしており朝っぱらからトンテンカンとやかましい。パンの耳とヨーグルトとバナナとホットコーヒーの朝食。のち11時より13時まで発音練習&瞬間英作文。集中力がとぎれてきたところでいったん外出することにし、カロリーメイトだけ放りこんで郵便局と銀行へ。数ヶ月ぶりに通帳記入し、(…)の滞在していた二ヶ月間のとんでもない出費におそれおののいたりもしたが、しかし五ヶ月分の給与にあたいするmoneyのふりこみを確認してほっと一息ついた。これでどうにか切り抜けられる。この生活をもういくらかは維持できる。どんな色をしていようと金は金だ。本を作るには金がいる。白黒灰色コントラストに興味なし。
鴨川に到着したのが14時ちょうど、ベンチは満席御礼でベストスポットを探すべく川沿いをずいぶんくだることになったが、腰を落ち着けて瞬間英作文の続きに取り組み、終わったのが15時半。ひさしぶりにきっちり時間をはかってやってみたのだが、発音練習&瞬間英作文で計三時間半、思っていたよりもずっと早い。五時間くらいは要するものだと思っていたのだけれど。これだったらプラス一時間半を音読に費やすということもできるんでないかという見込みが立ってすばらしい。さっさと「A」の編集作業を終わらせてしまって、英語の勉強と、「邪道」「偶景」の執筆と、あまった時間での読書という流れで毎日を貫通させてやりたい。
スーパーにて買い物。帰宅後やや早めの夕食の支度にとりかかる。豚肉と白菜とえのきをがっつりのにんにくで蒸す。そうして阿呆のように喰らう。喰らいながらタル・ベーラニーチェの馬』を観始めたのだが、あまりの満腹っぷりに即ダウン、めざましをセットするためにたちあがるのさえ億劫で、手元にあった携帯のアラームをしこんで仮眠をとったのだが、余裕の無視、気づけば二時間ほど経過しており、そこまでくると妙な片意地が張るというもの、ええいままよ、眠れるところまで眠りきってやると、タチの悪い反骨精神にたぶらかされて、目の覚めるたびに、まだはやい、まだはやい、そうやって夢の中にもぐりこんだ。