20130702

12時過ぎ起床。パンの耳二枚とホットコーヒー。14時より発音練習&瞬間英作文。17時にいったん切り上げて整骨院。生鮮館で買い出し。帰宅。筋トレ。夕食の支度をするために水場に立ったところで(…)さんからまたもや高級弁当をいただいたのでテンションがあがるあがる。同志社のなんとか校舎に一般人でも利用可能なコインシャワーがあるらしいという貴重な情報をゲットしたので要確認。(…)滞在にかんして大家さんがもっとも抵抗をおぼえるのは風呂場の利用なんではないかと、これは(…)さんの見込みであるが、たしかにそんな気がする。コインシャワーが利用可能であるのなら、入浴はそこですませることにして、炊事と洗濯はアパートで、それで寝床だけ(…)さんの好意にあずかるかたちで一部屋利用させてもらえるのであれば、とりあえずのかたちだけは整うといえなくもない。土日のじぶんの勤務時間を(…)がどこか外で過ごしてくれるのであれば問題はないのだが、タイとカンボジアをめぐっていた間も二日と置かず家族や友人たちとskypeで連絡をとっていた彼女であるから、ひとりの週末をインターネット相手に過ごすことはおおいにありうる。そうするとやはりじぶんの部屋に彼女がひとりきりで滞在することを許可しなければならないわけだが、その間に大家さんが例のごとく合鍵やら何やらを用いて部屋に侵入してきたり、あるいは共同の便所や水場に立った(…)の姿を見かけたりしたら、やはりなにかしらトラブルが生じかねないわけで、隣室での滞在という例の案を却下することになったとしても(というかトラブルの予感しかしないのでパッと見の好条件にもかかわらずこの案についてはなるべく却下したいというのが正直なところなのだが)、いちおう日中は(あくまでも「来客」というていで)彼女が部屋に出入りすることがあると、これだけ大家さんに事前に伝えておいたほうがよさそうではある。
21時より瞬間英作文再開するも30分経過したところで食後の眠気を催したので素直に15分の仮眠。洗い物などすませたのち22時から1時半まで重ねて瞬間英作文。入浴後、喉がかわいたので近所のコンビニに出向き、またワケのわからない炭酸飲料などを買ってしまって、なぜ紅茶に炭酸を入れるのか、なぜランチに合うスパーリングというコピーがペットボトル本体に印字されているにもかかわらず深夜にそれを買ってしまうのか。コンビニからの帰路、アパートの敷地内を部屋にむけて歩いていると、空き地をはさんだとなりに建つマンションの一室から声がこぼれおちてきて、見上げると窓のあいた一室があり、隣室からさしこむほの白い照明の残余だけでぼんやりとうかびあがっているようにもみえる薄暗いその窓越しの空間のなかで女性がふたり、落とした声でしかしはしゃぎながらなにやらくるくると立ち回っている姿がよぎり、実にすばらしい、このまま寺山修司にでもなってしまおうかと思ったけれども、観察の結果彼女らのふるまいの意図がはっきりと掴めてしまっては興ざめもいいところなので、謎は謎として、細部は細部として、断片は断片として、意味に還元されえぬ挿話の具体性を讃えて崇めて奉る冥府魔道を往く者として、それ以上はなにも追求することなく部屋にもどった。
それから7月3日がわが先達フランツ・カフカの誕生日であることをgoogleのトップページにて知った。