20130511

6時45分起床。8時より12時間の奴隷労働。のはずが出勤途中、車にはねられた。運転手(初老の男性)が車から降りてくるなり自転車に乗ったこちらが横断歩道から少しはみだしていただとか警察は抜きにして示談にしようだとかこちらの身体を気遣うそぶりもなければ謝罪の一言もないありさまだったので、こいつ徹底的にやってやろうと決意。事故の一部始終を見ていたらしいワゴン車に乗った男性から兄ちゃん大丈夫かと呼びとめられたので、とりあえず今から警察署に行くことになりましたと応じると、あの運転手むちゃくちゃやんけ、兄ちゃん車に気づいていったん停止したのにむちゃくちゃなスピードではねよって、なんもまわり見とらん、そんであの態度やろ、とこちらの疑念を裏打ちする証言をしてくれたので、ひとまず連絡先を控えさせていただくことにし、今後なにかもめることになったら証言してくださいとお願いした。
警察署で報告。言い分に食い違いがあったのでさっそく先ほどの男性に電話したのだが、こちらの勘違いだった。こちらは相手が左折してくるところにぶつかったように記憶していたのだが、じっさいは右折時だったらしい。ということはきみきちんと見ていなかったことだね、と担当の警察官にいわれてものすごく頭にきた。はねとばされて記憶が混濁しているのだと言いつのるじぶんが傍目からみればうさんくさく見えるだろうことにもどかしさを覚える。カフカだ。簡潔な話し合いと車両の撮影だけで終了。あとはご両人で話し合ってくださいといわれて警察署を追出される。とりあえず双方ともに仕事があるので連絡先だけ交換しあい月曜日にいちど話し合いをすることに取り決める。保険会社に連絡をさせるからとだけ言い残し、結局、最後の最後まで謝罪はなし。
雨が降りだした。家を出るころには小雨だったのだが、警察署に立ち寄っている間に、やや強くふりだした。傘は持っていない。職場の近くまで来たところであらかじめ連絡を入れておいた(…)さんから電話があり、どこにいるの?とあるので、もうすぐ着きますと応じると、なあんだせっかく迎えに行ってやったのに、とのこと。職場に到着して(…)さんに十五分の遅刻を謝罪。のち(…)さん(…)さん(…)さんからそれぞれアドヴァイス。法律について常識レベルの知識さえ持ち合わせていないじぶんであるので大変参考になったが、しかしこのひとたちの知識や体験談というのはある特定方向に傾きまくったものであるので、すこし独学の必要ありと判断。
(…)さんが友人とデリヘルをはじめるらしく、事務所を構える場所を探しているといった。電話番が必要になったらいつでも言ってください、内職ができるなら最低賃金でもかまわないっすからと伝えると、軌道にのりはじめたら本当にたのむかもしれないのでよろしくとなった。これで次の職場は確保できた。
アルバイト志望の21歳女性が面接予定時刻になってもなかなかやって来ないのでこのところ人員不足に悩まされまくっている(…)さんのテンションがだださがり。(…)さん(おばあちゃん世代)に傘をもたせて顔を隠すように指示したうえで面接志望者のふりをして入り口から入って来るようにけしかけるなどというバレバレのいたずらをしかけたところ、よほどせっぱつまっていたのかEさんがまんまと引っかかってしまい、ちょっとイライラさせてしまった。その後くだんの女性は無事に面接にやってきた。芸大卒だった。採用が決まった。(…)さんは小躍りしていた。
駐車場に車が入ってきたと思ったら運転席から女性がおりてくるなり、駐車中の車にカメラをむけて写真をぱちりとやり、すたこらさっさと立ち去っていく一部始終をカメラ越しに目撃した。あれぜったい不倫の証拠をつかみにきた奥さんだよ!とみんなで盛り上がった。
引き継ぎ時に(…)さんからまた事故時の対応などについて色々教えてもらった。みんないうことは似かよっているのだけれど、法律の細部や手続きの過程や機構の仕組みについてなどたずねると全然知らなかったりするので、けっこうあやしい。
仕事を終えてから急患として病院へ。外科の先生しかいなかったが、検査してもらう。頸椎捻挫との診断。必要あらば後日整形外科にて再度診断とのこと。診断書を作成。これで今日やるべきことはやったので帰宅。関連知識をネットで調べまくって頭に叩きこみ眠る。